本学科教員・林淳客員教授が関わる書籍が２冊刊行されました。１つは、林が展示プロジェクト委員も務めた、国立歴史民俗博物館（千葉県佐倉市）企画展示「陰陽師とは何者か―うらない、まじない、こよみをつくるー」の同名の図録です（小さ子社、2023）。もう１つは、民俗学者であり、歴史学者でもあった高取正男（1926-1981）の逝去後に編まれた著作集『高取正男著作集２ 民俗の日本史』（法藏館、1983）の文庫版において解説を書いています（法蔵館文庫、2024）。
名古屋外国語大学の留学生が本学科に来ました
本学の隣にある名古屋外国語大学に短期留学している、ニュージーランド、アメリカ合衆国、オーストラリアからの３名の留学生が、プロジェクト研究で世界の「死者のまつり」について調べており、諸外国との比較をしたいということで、本学科に連絡してこられました。特に「日本のお盆」について知りたいということで、2023年11月24日、３人のうちの１人であるオーストラリアからの留学生が、担当の小島一彦先生と一緒に本学科教員の小林のところにいらっしゃいました。小林から一通り「日本のお盆」の概要や特色を説明させて頂き、彼女たちが調べているニュージーランド・マオリの人たちが行う「マタリキ」という「死者のまつり」とどこが似ていてどのように異なるかなどを話し合いました。その後は同じく本学科教員の林淳先生も交えて、留学生の方が日本に興味を持つきっかけとなった、日本の妖怪についてたくさんお話をしました。後日、本学科での取材も反映されたプロジェクトの成果が、名古屋外国語大学のThe NUFS Times, 12th Edition, December, 2023に 掲載されたということで、小島先生より記事を頂戴いたしました（下記転載）。私たち宗教文化学科の教員にとっても留学生との交流は大変有意義なものとなりました。
（名古屋外国語大学HP）
The NUFS Times The 12th edition が発行されました | News&Topics | 名古屋外国語大学 The World with Us！ 世界はわたしたちとともに
東海／宗教史研究コンソシアム 第2回研究会（対面／オンライン）
2023年に発足した「東海／宗教史研究コンソシアム」の第2回研究会（対面／オンライン）が、2024年2月16日（金）南山大学にて行われます。今回も東海地方を中心として研究活動をしている研究者が日本宗教史に関する研究発表をいたします。ぜひご参加ください。
日時：2024年2月16日（金）13時30分～18時00分
会場：南山大学Q棟103教室／Zoom
参加登録URL：https://forms.gle/nK5SN4VvcFtMLTsKA
登録完了後、登録のアドレスに会場案内と Zoom のURL が送られます。
お問い合わせ先：tokai.shukyo(at)gmail.com （at）を＠に変更してお送りください。
【オンライン研究会】関一敏氏に宗教学の心を聞く 聞き手 林淳客員教授
2024年1月15日（月）19時～ オンライン研究会「関一敏氏に宗教学の心を聞く―柳川啓一・宮田登・山口昌男－」が開催されます。関一敏先生からお話をうかがう聞き手は本学科林淳客員教授です。
参加申込は、以下のURLで行って下さい。申込んだ方には、ZOOMのURLを、1月13日にお送りいたします。
◆参加申込 URL https://x.gd/VYjVS
◆問合わせ先 BYC01450(at)gmail.com (at)は＠に変換してお送りください。
件名は「関一敏」でお願いいたします。
企画展「ネコの集会」 日進キャンパス図書館情報センター1Fにて展示中です♬
2023年12月15日～2024年2月29日まで、本学日進キャンパス図書館情報センター１F、ラーニングコモンズ前にて、図書クラブによる企画展「ネコの集会」を開催しています。この企画展示を中心的におこなったのは、卒業論文でも「ネコの文化史的研究」を執筆した筋金入りのネコ好き／本好きさんの本学科4年生の女子学生です。ネコをテーマにしたり、何らかの形でネコが登場する国内外のさまざまな書籍を集めて紹介しています。見ているだけでも楽しい、可愛い企画展示ですので、ぜひ図書館１Fまで足をお運びください！
